金襴織物の可能性を探る企業に聞く。

加地金襴株式会社 織り手 坂田雄介さん

西陣の産業に魅せられて、よそから京都へやってきた人もいます。

「加地金襴株式会社」の織り手、坂田さん。

加地金襴の主力商品は寺社仏閣における装飾品をはじめとする仏具関係の金襴製品。最近では、イスラム教(ムスリム)向けに制作した礼拝マットが注目を集めています。

「社長が知人からハラル認証を取得したという話を耳にして、ハラルって?と不思議に思ったのがきっかけでした。いろいろと調べるうちに何かムスリムの人が使えるものが作れないかと考えて、礼拝マットを開発しました。マットのサイズが、西陣織の織り幅と同じだったこともよかった」

1000種類以上にもおよぶオリジナルの金襴柄の美しさは比類なきもの。

「技術継承は絶対に必要です。生き残ることで見えてくる道があると信じて、前を見ながら後ろを振り返るモノづくりをしています。子供たちにも金襴を身近に感じてもらえるようになれたらいいですね。カッコイイと言われる仕事をしたいですし、憧れてこの業界に興味を持ってもらいたい」

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アートワークから織りとデザインを検討する。
京都市 × 博報堂 プロジェクト共同記者発表